コレで当たった作品については、正直なところあんまり好みではなかったので
ここで触れるつもりはないんですが(爆
同時期のモニターでこっちが当たって欲しかった!と思ったのがこの作品。(応募の段階ではまだ誰の作品が出るか発表されてないから)
アネット・ブロードリックの作品の傾向として、
- あんまり過激じゃない
- 悪い人・嫌な人が出てこない
- ちょっと変わった設定
っていうのがあって、ほのぼの安心して読めるので好きなんですよね。まぁ、そういうのは物足りない、って人にはオススメしません。
ハーレクイン文庫ってそもそもリバイバル版なので、これも元々1995年の作品なんだけど。設定が盛りだくさんすぎてツッコミどころはあるもののアネットさんの作品の中ではとても高評価なものの1つなので、一度読んでおかないと、とは思ってました。
上手くまとめたなぁ、と感心してしまいましたね。何をどう書いてもネタバレにしかならないのが残念です(笑) ただ、ネタバレという意味では、ハーレってページの最初に登場人物が書いてあるんだけど、そこ読んだら大方予想がつくだろう!っていうのがこの作品の一番のツッコミどころでした。このテの設定ではそこは書かないのがお約束でしょー。
同じ作家でも訳者に左右されるところが大きいので、ハーレに関しては「作家読み」じゃなくて「訳者読み」をする方が外れがない気がします。
余談
ハーレの話じゃないですが、ちょっと前に話題だった「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズ、翻訳が池田真紀子さんだったわけなんですけど、「あ、コレは外れないだろうな」と思ったですよね(読んでないけど)。池田さんっていえば、ジェフリー・ディーヴァーとか、パトリシア・コーンウェルの翻訳でお馴染みです。あと、バリー・アイスラーとかアイリス・ジョハンセンとか。
というわけで、今、コレも読んでます。
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