枠足りないぞ

2023年10月29日

趣味



昨シーズンでのかなだい(村元/高橋組)の引退による国内アイスダンスカップルの今季について、KoKo(小松原夫妻組)の一強になると思っていた関係者は多そうなんだけど。

かつて日本の明るい未来✨として有望視されながらも解散してしまったうたしんこと、吉田唄菜ちゃんと西山真瑚くんが、それぞれ森田真沙也くん、田中梓沙ちゃんと今季から新カップルを結成。うたまさ組は元々が経験者同士の結成だったのと、念願の純国産カップル(日本人選手同士の日本人指導者によるカップル。木下所属なのでキャシー先生!)で非常に期待していたんだけどね。あずしん組はカナダのアグノエル、ハラム先生のところ(うたしん時代の先生)でめきめきと力をつけ、蓋を開けてみたら今日の西日本選手権でうたまさ、あずしんでワンツーという結果に…。

KoKoはFDで要素内の転倒(シングルだと転倒ディダクションは-1なんだけど、アイスダンスは-3になる)があったので、結果としてはこの3組がほぼ僅差。転倒なかったらKoKoが優勝してたと思うんだけど。
正直今の状態だと年末の全日本はどの組が優勝するのか分からない。日本スケ連は12月のゴールデンスピンに直ちにこの2組を派遣してミニマムを取らせにいかないと、全日本で万が一KoKo以外の組が優勝した場合、4CC(四大陸選手権)と世界選手権に派遣ができなくなるのだが。ちなみに4CCは3枠あるので、ミニマム獲得できればこの3組全部派遣することは可能なんだけど、日本スケ連はどういうわけかアイスダンスでいつも枠を使い切らない。

あとスケ連はこの結果を想定せずに、NHK杯のアイスダンスTBD枠(開催国枠)を放棄した罪は重いぞ💢

ここへ来て日本のアイスダンスがこんなにも面白いことになるとは思ってもみなかったんだけど、若いカップルが複数台頭してきたことは非常に嬉しいこと。個人的には唄菜ちゃんがキャシーのところに行ってくれたのがとても嬉しい。彼女が森田くんと組む前にいた有川先生のところでは国内ではいいかもしれんけど、世界に通用する選手には育たないというか、政治力が足りないと思っているので、派遣してもらえない問題が発生する…。

更にビックリしてるのは、どちらかというとエレガントな演技で日本を長年牽引してきたキャシーのところに、爆速カップルが誕生したことだったりするんだけど(笑) 私が長年アイスダンスを見てきて、日本女子でもっとも上手いアイスダンサーは唄菜ちゃんだと思っていて。パートナーに合わせるのが上手なので誰と組んでも良い結果は出せると思うんだけど、とにかくスケーティングが抜群。次のオリンピックの代表争い、アイスダンスは解散なければこの3組で争うことになると思うと今からワクワクする。

12月の全日本、カップル競技の放送は除外されるその他地域なので、FODしかアイスダンスを観る方法がないんだけど、どうしてそんなに出場組も多くないのにBSでやってくれんのかね…(シングルは前半グループはBSフジでLIVE放送している)。


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