どちらもお疲れさま

2014年3月15日

日記

昨日の話の続きです。

6年前にTくんと一緒に仕事していた時に、
彼が突然、ちょっと聞いてくださいよー、と
こんなことを話し始めました。

同じアパートの向かいの棟に若いご夫婦が住んでいて、
奥さんが旦那さんが出勤する時に
いつもお見送りに出てるのだそうだ。
数年経って子どもが生まれてからは、
子どもも一緒に見送りに出るようになってて、



「それってすごくないですか!?
あれ、いつまで続くんだろうってすごく気になってるんです」



ってTくんに言われた時に、
私、多分すごく変な顔をしたんだと思う。

だって。



・・・・・・・全然すごいと思わない、それ。



「ウチに30年以上毎日やってる人いるよ…」

「ええっ!?お母さんですか?」



そんなにビックリすることかなぁ?
ウチの母上は玄関までのお見送りじゃなくて、
門の外まで出てきて、最初の角を曲がって
見えなくなるまでずっとお外にいるよ。
(ずーっと見られてるので気になって振り返って手を振ってしまう)

見送る方が勝手にやってる、というわけでもなくて、
父上は忙しそうにして気付かなかったりすると
「出掛けるよ」アピールをわざわざしに来る(笑)
お見送りなしで出掛けるのが嫌なんだね…。

っていうか、どうしても母上ができないような時に
ムスメが暇してたりなんかしたら、
私にもお見送りをさせようとするのでちょっと面倒くさい (-゛-;)


確かその話を帰ってきて母上にしたら、
「そういえばご近所でお見送りしてる家、一軒もないわね」
って言ってたっけ。


そんな母上のお見送りも、今月で最後になるのかな。
父上が今月で2度目の定年退職を迎え、
いよいよ完全隠居生活に。
よくまぁ、10年もの間、東京まで通勤したもんだ…。

まずは父上にもお疲れさま、と言いたいのだけど、
母上にもお疲れさまでしたと言ってあげなくちゃ、だな。


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ちなみに、モテたいというのは、
他人の関心を自分に向けたいということなんだと思うが、
既婚者はその意識を自分の連れ合いにだけ
向けてりゃいいんじゃないか、と思うんだ、私は。

その労力をヨソへ向けるから
おかしなことになるんじゃないのか…。



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