何だか変なタイトル付けちゃったけど。
今、心境的にはそんな感じ。
親元会社の営業所にいつものように電話をかけたら、
知らない声が出たので、「あれっ?」と思って。
業務の方に電話替わってもらってから、
「今、電話に出たのって誰ですか?」
って聞いたら、さすがに気付くの早いねーって笑われた。
新しい営業さんが1人来たんだって言うのでビックリ。
ウチも人数少ない営業所だけど、
親元会社も所長さんと営業さん4人、業務の方2人と比較的少なめ。
全員の声覚えるくらいには1日何回も電話をかけるので、
知らない声が出たらそりゃすぐ気付く。
「実はね…Kくんが今月末で辞めるの」
えっ!?
滅多なことでは驚かないけど、言葉を失った、さすがに。
彼はウチの営業所の、前の担当さんだったのです。
私がちょうど入社した頃には色々と関わっていたし、
まだ20代半ばの青年なので。
こう言っちゃなんだけど、
親元会社はこの業界では最大手の超大企業。
そこに入ったら岩にかじりついてでも定年までいた方がいいような会社。
新卒で入社して4年の彼が突然辞めるのは余程のことだろう、
と思う一方、辞めると聞いて何となく
「あぁ、とうとう耐え切れなくなったのか」
と薄々思ったのも事実。
何でも情報が先に入るウチの課長も、
今回は私から聞くまで知らなかったし、
ウチの他の営業さんたちも驚きはしたものの、
「でも、何となく分かる気がする…」
と彼を気遣ってました。
実は、彼がウチの担当を外れた時というのは、
先輩営業さんの異動に伴う担当替えで、
正直言うと、面倒くさい代理店ばっかり任されることに
なっちゃったんですよね…。
時々、電話に出た時に話をすることはあったけど、
日に日にテンションが落ちてる様子が気になったというか、
ウチの会社みたいに面倒がまったくないところの担当やってる
くらいならストレスもなかっただろうに…という気はしてました。
古株の代理店さんやら大手企業、官公庁と、
3年目の新人が抱えるには重すぎたとも言えるし、
彼はそれらを上手く対処できる要領のいいタイプではなかったので。
ウチの営業さん曰く、
彼は大学出る時に食品業界に行きたかったみたいで、
結果として化学薬品の超大手に入ったものの、
キャリア形成的には自分で納得してなかったのかもしれません。
営業という仕事にも。
でも、辞めるという結論じゃなくて、他部署に配置替えを願うとか、
何とかやりようがあったんじゃないかって、
ちょっと残念に思うところはあるんですよね…。
次のキャリアが、彼の希望通りであることを祈っています。
追記:
退職のご挨拶に来たので聞いてみたら、公務員になるという…。
県庁(※茨城じゃない)で技術職。
元々理系学部の出身の子なのだけど、
やっぱり技術職が良かった、ってそういうことだったらしい。
個人的には公務員と聞いて良かったねとは言いづらいのだが…。
(私は役所のものの考え方が嫌いで辞めた人間だし、
彼もその辺は少し危惧しているとは言うていた)
とにかくガンバレ、とエールを送っておいたです。
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退職といえば、一昨日は東京の
輸入取次をやってる商社の受注課でウチを担当してくださってる方が、
結婚退職されるというご連絡とご挨拶を受けました。
大抵、営業さんは年1回か2回、ご挨拶に来るんですけど、
受注課や業務の方というのは社外に出ることはないので、
たとえ近くとも他社の事務の人に会うことはないんですが。
この方は営業さんと一緒に来てくださったことがあるので、
一度お会いしたことがあります。
嬉しいご報告でしたけど、やっぱり淋しいですね。