この本、全国各地の方言について、
その地に縁のある(主には出身の)作家さんが
書いているのですけど。
ウチの実家がある静岡の方言については、
万城目学さんが書かれている。
…大阪出身の(笑)
万城目さんの最初の就職配属先というのは、
私が前に勤めてた職場のすぐ近くにあるからねー。
「っち」について、「達」であることも間違いないんだけど、
「うちっち」には「私達」だけでなく、「私の家」の意味もあるので、
その辺の微妙なニュアンスの違いも読み取れないといかん。
(本に書かれていたのも片方は「~の家」の意味だと思うけど…)
我が家はこういう家庭環境であったので、
正直なところ私はあんまり地元の言葉であるところの
伊豆弁(静岡の東部地区の方言)はほとんど使わないです。
せいぜい「~ら?」(~でしょ?の意味)くらい。
でも、今はそれも使ってないなぁ…。