原作が出た頃はまだ図書館に勤めていたので、
確か出た当初に読んでいるのですが、
文章を追うと気が重くなるような話だったせいもあると思うんだけど、
イメージと文章が上手くリンクしなかった覚えが…。
英語のセンセイであった母上などは、
「そういう本は原文で読んだほうがいいわよ~」
などと言うのだけど、日本語で上手くイメージできないものを
英語でどうやって脳内変換しろっちゅーねん(=д=;)
あの人はサリンジャーとか英語でしか読んだことない人だからな…。
で、せっかく映像化されたので、映画で観ました、やっと。
コレは映画の方が好きかな、私は。
いい映画とか、面白かったとかいう表現は使えないほど重いテーマだけど。
終わった時に静かに涙が流れる、そんな映画。
配役が良いからかなぁ、映像もキレイだし。
ルースの「終了」の場面はあまりにもショッキングでした。
一度通しで観て、もう一度観て、英語音声・英語字幕でもう1回観た。
今なら英語の原作でも読めるかもしれない。