最後のご挨拶を全部館長に持っていかれたのは既述の通りで、
ミーティングの司会をしてた補佐までも
ついでに本人からも一言どうぞ…みたいな感じだったので、
もうどうでもいいや( ̄- ̄;)って思っちゃったんですよ、私も。
最後の巡回場所はOさんの来てくださっているところでした。
この方の後を継いで嘱託司書になったところから、
波乱万丈な図書館生活が始まったワケです(笑)
「後をお願いしたのは自分だけど、あなたにとって
それが良いことだったとは言えなかったかもしれないわね…」
そんなふうに言われました。
確かに。
実は現上司、元上司、先輩にも同じようなことを散々言われたんですよね。
ここでは勿体ない、持ってる力をここでは充分に発揮できてない…と。
今回贈られた言葉では一番多かったかもしれません。
それは過大評価だと思いますし、
過分なほどお世辞も入っていると思いますが、
私の考え方・仕事の仕方は公共図書館という役所施設の中には、
向いていないものだったのだと自分では感じていましたし、
周囲もそう感じていたのだと思います。
簡単に言えば、公務員の中に最後まで馴染めなかったということです。
6年9ヶ月のうち5年間、非正規の立場でチーフを務めてきました。
弱小セクションであってもチーフというのは現場のトップです。
この期間は私にとって、暗黒時代みたいなもんでした。
同じ職場でも図書館の仕事が楽だとか居心地がいいとか言う人がいて、
だから長く居たんでしょう?って言われたりもしましたけど。
私はそう思ったことは1度もありません。
図書館に7年近くいた理由は就職決まった後に書きました。
そう思ってる人ほど、他の人がたくさん仕事を片付けている
ってことに気付いてないんでしょう。
図書館に入った時から辞めるまでの間、
移動図書館一筋で仕事を貫徹できたことは良かったと思います。
但し、周囲が考えているほどには、
図書館という職場に特別な感情は持ってないのです。
それでも、これが好きな仕事であったのは間違いないし、
この仕事を通じて本当にたくさんの人に出会うことができて、
すべての方々に感謝しています。
そして、その大半がとても素敵なものであったことも。
昨日はお昼を元上司にご馳走してもらったり、
BMに関わった仲間たちに(退職した人たちも来てくれて)
送別会兼同窓会&忘年会をしてもらったり。
何より職場のみんなからはお別れの品やらお手紙やら、
それだけで一荷物になってしまったのですが、
後で数えたら昨日貰っただけで14個も・・・・・・。
他の人から先に戴いた物も入れたら、一体どれだけになるやら。
本当にありがとうございました。
「これからは何を支えに仕事をしていけばいいのか…」
昨日、別れ際にそう言った人が数人いました( ̄ω ̄;)
私、そんな癒しキャラじゃないでしょう?
むしろ爆弾発言の多い問題児だったんだから。
今頃、私に噛み付かれなくなった上司たちはホッとしていることでしょう。
さて、これですべて図書館のことは終了、
といきたいところなんですけど。
12月末日までは一応、在籍していることになっているのと、
まだ仕事着洗って返しに行ったり、新年会兼送別会とか、
もう少しだけ話題は出ると思います。
ただ、図書館のお仕事の記事はこれが最後です。
ウチの移動図書館の今後については、
私自身は利用できなくなるので、その様子を知ることは出来ないのです。
ま、チーフから何やかんやと報告は入ると思いますが ;
どこで仕事をするにしても、
何をするにしても彼等を信じています。
-----
送別会の時の参加者は、朝の挨拶に居なかった人が多くて、
改めて御礼方々ご挨拶したんですが。
その時に、
「来年にはTくんの給料を追い越してみせます!」
って笑って言ったんですけど、
実は、最初から提示されてる待遇が既に彼と同じくらいなの。
今度の会社は基本給+能力給採用してるから、
頑張ればあっという間に追い越しちゃうどころか
引き離しちゃうんですわ、ホントは(笑)