この記事がちらほらと流れてきてました。
【図書館】正規職員を目指す人は、非正規職員にならないほうがいいという話
長くここを読んでる方にとっては、
私が何年も前からまったく同じこと言ってるので、
今更な話題だと分かると思いますが。
非正規で働く官製ワーキングプアの件は
いくら声をあげてみても私が図書館で働き始めた10年以上前も
今も変わらず、そして今後も状況が変わることは絶対ない、
とハッキリ申し上げておきますわ。
市町村図書館で非正規→正規ルートになりえる可能性は
まぁ、ほぼないです。
あり得るのは大学図書館くらい?
なぜなら、その図書館で正規を募集しない限り、
その道はないということだし、
現実的には正規を雇う余裕がないから非正規で済ませているので
非正規で仕事片付けられるなら正規要らないじゃん、
というのが採用してる側のお役所の考え方です。
しかも、役所で正規になるならコネも必要だったりしますが、
それは2次試験以降の話であって、
1次試験(つまり筆記)に通らない程度の学力では
意味がないというのもありますしね。
私が図書館に勤めている頃、
毎年毎年更新の際に図書係(つまり司書採用されてる人たち)からは
猛然と引き止め作戦にあっていたのですが、
事務係(役所の一般職の上司の方々)からは、
「あなたは優秀なので他でもっと働ける人だから、
こんなところにいつまでもいちゃいけない」
と言われ続けていましたわ。
…優秀かどうかはとりあえず別として (-"-;A
非正規で働き続けるべきじゃない、ということを
ちゃんと言ってくれる上司がいるところって、案外ないのかも。
3年くらいで抜け出せてたら尚良かったな、と思いますが。
フルタイムで働きながら仕事探すのって、
普通の転職でもそうなんですけど、結構大変ですからな。
司書の場合、正規採用が全国規模で年間数えるほどしか枠がなく、
試験を受け続けるモチベーションを保つのはかなり難しいと思う。
まぁ、今思えば、図書館に勤めてる頃から、
「辞めよう辞めよう」と思っているような私みたいな人間は、
まずいないだろうから、 → 理由
非正規のままずるずるそこに縛られてる人が
多いんじゃないかという気もしますけどね(笑)