私とTくんと運転手さんはいつも
寒いBM書庫でお弁当を食べているのですが、
そこへ突然、
「こんにちは~!」
緊張感のない声とともに、お久しぶりの新人ちゃん登場。
そう、ここを読んでる方にはお馴染み。
2年前まで散々私を手こずらせてくれていた彼女です。
しかも弁当持参。
あ、あんた一体こんなところまで何しに来たの!?
「辞めるって聞いてビックリして、慌てて来たんですよぅ」
そう言うなり、ハイ!と私にお餞別を差し出し、
その後、平然と目の前で弁当広げて食べ始める彼女に、
思わず唖然とする私とTくん。
アンタ、まさかそのためだけにここまで本庁から自転車飛ばして?
「ちょっ・・・・・辞める話、誰に聞いたの?」
「Hさん?それとも元事務係長?T課長?」
「違いますよぅ。補佐です」
「補佐!?」
彼女が本庁からやってきただけでも驚いたっつーに、
思わず素っ頓狂な声が出たよ、私もTくんも。
えええぇっ!?Σ( ̄Д ̄;)って意外な人で二度ビックリ。
「補佐ってウチ(図書館)のだよね?」
「この前、税金のことで話に来られたんです、ウチの課に。
その時に何となーく、あなたが辞めるから大変でって話を…」
「何となくじゃねーだろ、それ。キミが歓送迎会の時にやったことを
しっかり覚えてたから、わざわざ教えに行ったんだよ…」
「あー、そういや一緒に働いたことないのに私のこと覚えてましたね」
相変わらず天然やな( ̄ェ ̄;)
わざわざ税金の話をしに行くのに、
ベテラン職員じゃなくてアンタのところに行った時点で気付けや。
補佐、行動が回りくどいから分かりにくいのは確かだけど…。
その後、昼休み中喋り倒して帰っていった新人ちゃん。
「今更ですけど、ホントに彼女、あなたのこと大好きですよね…」
「うん、あんだけ毎日叱られてたのにね・・・・・・」
彼女の大ボケっぷりも相変わらずで、異動して9ヶ月、
いまだ自分のところの課長の名前を知らんたぁ、一体どういうことだ。
私の教育の甲斐なく、
向こうでも色々やらかしてるんだろうなぁ、と思うものの、
何より元気で働けているようだから、とりあえずヨシとしてやるか。
そういや、また来るとか言ってなかったか?(=n=;)ヲイ