この間からの話題の追記など。
と、その前に、相変わらずペア・アイスダンスの
組み替え、解散の話題がいつまでーもあちこち出ていて、
もう今季は出てくるまで誰が誰と組んでくるのか
ようワカラン状態になってる…。
シニツィナ/カツァラポフ組もズエワ先生のとこなんだよね~。
ちょっとビックリ。
(その辺の話題あんまり収集してなかった…)
モロゾフ氏のとこに残るんかと思ってたんだけど。
コーチが休むとか言ってるから?
ていうか、アイスダンスの上位組はほとんどが
ズエワ先生とこか、シュピルバンド先生とこだよな…( ̄  ̄;)
しかも、ほとんどズエワ先生のとこに流れてきてる感じ?
多分、今季からズエワ先生のところに
マッシモ・スカリが移籍してきたので、
今季の課題、スパニッシュダンスだしね!って話も見かけたんですが、
スカリ、イタリア人だよね(ラテン系一括りかよ!)。
っていうか、そんな話を書きたいんじゃないんだ!
前々回の時に少し書いた、
「愛しのセルゲイ」という本のこと。
カーチャの壮大な亡き夫へのラブレターとも言われてますが(笑)
セルゲイが亡くなった時って、私はまだ学生だったのですけど、
この本は15年くらい前に図書館で読んだような気がします。
で、その時にも石井苗子さんの訳し方で
少し「ん?」と違和感があったのを覚えてるんですが、
久しぶりに借りてきて読み直してみて、
更に、この本を元に制作された映像も観ました。
動画サイトに落ちてます、いっぱい。
「My Sergei」で検索してみてください。
本を読むのが面倒くさい人にはこっちがおススメ。
但し、日本語字幕も吹き替えも一切ありませんので、
ヒアリングに自信がない方にはおススメしません。
インタビューで往年の名選手が山ほど出てきますよー。
挙げればキリがないほど。
ブライアン・オーサーと一緒に羽生くんのコーチやってる
トレイシー・ウィルソンも出てきます。
(オーサーはカルガリーまで現役だったし、
トレイシーのパートナーだったロブ・マッコールが
亡くなった話も本に出てきます)
で、石井さんの訳本だと、カーチャが「カティア」、
セルゲイの愛称が「セリオク」と訳されてんだけど、
Katiaは確かに英語圏の人はカティアと発音しているけど、
インタビューでロシアの方はカーチャと発音しているよね…。
セルゲイの愛称は一般的には「セリョージャ」で、
(ロシアの男子シングル選手セルゲイ・ヴォロノフが
確かセリョージャと呼ばれていたと思う)
「セリョーク」「セリョーファ」というのが正しい訳だったのでは?
…と15年経ってやっとモヤモヤしたものが晴れた気分。
このビデオで本に書いてある様々な競技会、五輪等々の
映像とか写真とかすっごいいっぱい出てくるんですけど、
本読んだだけで分からなかったことが、
映像通して見てみるとよく分かるんですね。
時系列でちゃんと出てくるから余計に。
互いにシングル選手からペアに転向して、
カーチャは11歳で4歳年上のセルゲイとペアを組んでます。
12歳で出た世界ジュニア選手権の時なんて
頭2つ分くらい違ってて、ホントに小学生と高校生…みたい。
まぁ、実際年齢的にはそうなんだけど。
(札幌大会なので映像の解説が日本語でワロタ。あれ、NHK?)
本のあとがきにも石井さんが書いてますが、
カーチャは年齢的には体つきも精神面もとても幼いので、
16・17歳くらいまでホントに子ども子どもしてるんですよね。
今のロシアの選手たちの同じ年頃の子はもっと大人びてるのに。
セルゲイの、自分に対する態度が変わったのは
リフトで転んでカーチャを頭から落としてからって書いてたけど、
映像観てると、セルゲイ、多分そのもう少し前から
カーチャのこと好きだと思うよ?って感じがするんだけど…。
この本、そこらへんの少女マンガ、恋愛小説顔負けですから。
しかも全部リアルですからな。
追悼公演の映像、単独では観たことあるんだけど、
このビデオで、「あ、そうだったのか!」と分かったことがもう一つ。
1分28~38秒あたりのとこ。
カーチャがリンクの中央へ出てくる直前の左手、
下向きにして握っています。
そして中央に出てきて上向きにして離します。
これは、セルゲイと手を繋いで出てきてるんですね。
だからシングルの選手と比べると妙な感じがするんです。
本にも書いてましたが、
カーチャはセルゲイと滑っている時は彼しか見ていなくて、
観客と心を通わせたことはなかった、と言います。
セルゲイも多分同じだったんじゃないかな。
スケート好きじゃないって言ったことあったみたいだし。
カーチャが一緒だったから滑ってたんじゃないかしら。
カーチャが31歳でイリヤ・クーリック
(長野五輪・男子シングル金メダリスト)と再婚した時、
ものすごくあれこれ言われたようですし、
ショックだったといまだに言うファンもいると聞きます。
私はどちらかというと、あぁ、良かったなと思ったんですけどね。
だって、11歳で初めて出会ってずっとセルゲイ一筋で、
19歳で結婚して20歳で長女出産、24歳で先立たれてるんですよ?
カーチャが40歳くらいの時のものかな(3年ほど前?)、
ロシアのインタビューを観ました。
イリヤと結婚してこの頃だと10年くらい経つはずだけど、
セルゲイを語る時に今でも目に涙を浮かべてとても辛そうで、
(全編ロシア語なので、何言ってんのか分からないんだけど)
決して何年経っても忘れたり思い出には出来ないんじゃないかしら。
最後に。
ズエワ先生の振付の中では、ロミジュリが一番人気?
それも好きですけど、こういうのも結構好きですよ。
この映像は世界選手権の時ですけど、
ヨーロッパ選手権の時は曰く付きだったプロ(笑)
(幻のクワドラプルツイストリフト&衣装が切れて
音楽途中で止められちゃったのに全部滑ったっていうのです)
採点方法とか色々変わっちゃったから、
今のペアはこういう感じのないよね。
近い、とにかく近い。
お互いに手を伸ばせば届くような距離で滑る。
恐ろしいスピードで…。
セルゲイがミスするのって珍しいけど、
これとリレハンメルのフリーくらい?
あと、美男美女にピッタリな、ベジックさん振付のこれだよね、やっぱり。
ため息が出るほど美しいプログラム。
この2人みたいに公私ともにパートナーって組が最近は少ないから、
競技としてのスケート色が強いカップルが多いもんね。
セルゲイが生きてたら、こんなのを何年も観れたのかと思うと、
悲しくなって涙が出てきたわ…。
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1987年の世界選手権(シンシナティ大会)の
エキシビかな?日本のテレビ放送の動画がありまして。
解説の方が、当時15歳だったカーチャのことを
「ロドニナのように10年連覇できる、いや30歳までだったらそれ以上」
と仰っていて。
実際のところ優勝したのは86年、87年、89年、90年の4回(88年は2位)で、
90年にはアマチュアを引退してしまったし、
95年には最愛のパートナーを失ってしまったので
今、この解説を聞くとちょっとツライな、と思ってしまったのでした。

