翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった

2006年1月7日

読書記録





この本のタイトルを借りるなら、
『司書じゃなくてタコ焼き屋になるはずだった』
…のは、自分のことですが(; ̄ー ̄A 



・・・・・・・とりあえずそのことは置いといて。



芥川賞受賞で話題になった作家・金原ひとみさんの
お父上のエッセイ・対談集です。


とはいえ、出版関係者にしてみれば
お父さまの方が相当に有名でしょうし、
図書館的にも金原瑞人氏の訳した児童書であれば大丈夫、
…とかなり信用のおける児童文学翻訳家であるのです。

この本、実は結構薄いのですが、中身がかなり濃い。

翻訳家になるまでのエピソードから、
恩師の話、翻訳における裏話、江國香織さんとの対談などなど。

赤木かん子さん(児童文学評論家)との
学生時代からの珍コンビっぷりも面白いけど、

村上春樹版『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の翻訳について、
チクリと辛口意見を述べているのも必読。




自分の場合。


高校時代、大学受験に嫌気がさして、


  「大阪に出てタコ焼き屋になりたい」



と担任に申し出たところ、親まで呼び出されて大反対されました。
(当たり前だ)

私の通っていたのは一応は進学校だったので、
そうそう簡単にハイそうですか、と進学を諦めさせてはもらえません。
(1学年370人のうち就職するのは1人とか2人。他は全員進学)

自分で言うのもなんですが、それなりに成績は悪くなかったので、
担任の先生に「ドコでもいいから4年制大学受けなさい!」と言われ、
結局、推薦入試で受かっていた大学を蹴り、
絵を描いたり美術の勉強ができる大学に入って、
これまた何を考えたか図書館司書免許を取得。
まったく使うアテがない免許だったので、
普通に会社員をしていたのですが。


何の因果か、数年後に司書免許を使う日が来ようとは……。
人生、何が起こるか分からないものですね。


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